森見登美彦 集英社 :2009/07/03
京都のお祭り怖っ。(笑)
まさに万華鏡。
六編の短編の欠片が、あちこちに散りばめられ、また歪んだ鏡に映るが如く微妙に存在感を変えて現れ……。
読後感も、ホッとしたりニンマリしたり切なくなったりと一話ごとに違います。
にぎやかで華やかで、でもどこか寂寥感をたたえた雰囲気がいい。好き好き。
祇園祭宵山の京都。熱気あふれる祭りの夜には、現実と妖しの世界が入り乱れ、気をつけないと「大切な人」を失ってしまう―。幼い姉妹、ヘタレ大学生達、怪しげな骨董屋、失踪事件に巻き込まれた過去をもつ叔父と姪。様々な事情と思惑を抱え、人々は宵山へと迷い込んでいくが…!?くるくるとまわり続けるこの夜を抜け出すことは、できるのか。
京都のお祭り怖っ。(笑)
まさに万華鏡。
六編の短編の欠片が、あちこちに散りばめられ、また歪んだ鏡に映るが如く微妙に存在感を変えて現れ……。
読後感も、ホッとしたりニンマリしたり切なくなったりと一話ごとに違います。
にぎやかで華やかで、でもどこか寂寥感をたたえた雰囲気がいい。好き好き。
まこという名の不思議顔の猫 参 (MARBLE BOOKS)
2009年8月6日 読書前作の出版から早1年。まこ、しおん、しろたろの3匹の生活を写真約200枚をくすっと笑えるコメントを添えて収録。著者によるエッセイをふんだんに取り入れた、今まで以上に猫たちと人とのつながりが感じられる、心温まる1冊です。ブログの書籍化としては最後の本となるため、160ページの大増ページでお届けします。
和みます~。好き好き
ボダム キャンティーンダブルウォールグラス
2009年8月6日 日常
二重構造で保温性に優れ、水滴も付きにくいグラス。
梅雨時から夏場にかけて、グラスにつく水滴が気になるので愛用してます。
優れものだけど、二重構造だけにガラスが薄く割れやすいのが辛い。
ついさっきも割りました。
今年三個目。しくり
梅雨時から夏場にかけて、グラスにつく水滴が気になるので愛用してます。
優れものだけど、二重構造だけにガラスが薄く割れやすいのが辛い。
ついさっきも割りました。
今年三個目。しくり
中野京子 朝日出版社 :2007/07/18
歴史物の週刊誌を読んでいるような感じ……かな。
文章のリズムが心地よくて読みやすい。
知識欲を程良く刺激してくれて、読み終わるとちょっとだけ、かしこくなれたような気がします。(あくまでも、気がするだけ(笑))
三巻で完結。
凄惨・残酷・非情・無惨で……甘美。
心の底からゾッとする、名画の見方、教えます。
読み終わった後、もう一度絵を観てください。ドガ描くプリマ・バレリーナが、ホガース描く幸せな家族の肖像画が、ブロンツィーノ描く『愛の寓意』が、一変します――名画にひそむ、心胆寒からしめる恐怖の物語。本書を読めば、絵画の見方が変わります。
■よりすぐりの名画20点をカラー図版で掲載
ティントレット『受胎告知』/ムンク『思春期』 /クノップフ『見捨てられた街』/ブリューゲル『絞首台の上のかささぎ』/ゴヤ『我が子を喰らうサトゥルヌス』/ホルバイン『ヘンリー八世像』など、見れば見るほど怖くなる名作絵画20点。
歴史物の週刊誌を読んでいるような感じ……かな。
文章のリズムが心地よくて読みやすい。
知識欲を程良く刺激してくれて、読み終わるとちょっとだけ、かしこくなれたような気がします。(あくまでも、気がするだけ(笑))
三巻で完結。
現代百物語 (角川ホラー文庫)
2009年8月3日 読書
岩井 志麻子 角川書店 :2009/06/25
百物語となってますが、普通のホラーではありません。
どこか奇妙だったり、不安を感じさせる人間のお話。
私は田舎育ちで、子供の頃はよく裏の林(笑)や裏山にあるお稲荷さんに遊びに行ってたものです。
木々を下から見上げたときに見えるチラチラと眩しい陽光、そしてまっすぐ前に見たときに見える鬱蒼と茂る木々が作り出す静かな暗がり。
そのギャップに畏怖を感じ、そして目の前の暗がりの中から、『なにか怖いもの』が現れるのではないかとゾッとしてたものです。
当時の私が感じた『なにか怖いもの』は人ならざるもの。
が、今は人間を連想します。
その人が不自然に手を後ろに回していたり、奇妙に焦点の合わない目をしていたり、妙に親しげだったりしたらきっと怖い。
夜に仕事することが多くなり、闇が以前ほど怖くなくなりました。
深夜に出歩くのも平気ですが、でも深夜三時過ぎに他人とすれ違うのはちょっと怖い。
すれ違いざまいきなり意味もなく怒鳴りつけられたり、バックをひったくられたり、ナイフを突き付けられたりしたら……というリアルな恐怖は、足のない幽霊をただ目撃するよりもずっと怖い。
これは、そんなたぐいのリアルな百物語。
1行も無駄なくみっしり書かれてあって、たいそう読み応えもあります。
ぞわぞわっと楽しめました。好き好き
ず~っと自業自得の修羅場続きで、やっと一息ついたところ。
申し訳ありません! と全方向に頭を下げたい気分ですよ。とほほ……
屈託のない笑顔で嘘をつく男。出会い系サイトで知り合った奇妙な女。意外な才能を見せた女刑囚。詐欺師を騙す詐欺師。元風俗嬢が恐怖する客。殺人鬼を取り押さえた刑事。観光客を陥れるツアーガイド。全身くまなく改造する整形美女。特別な容姿をもっていると確信する男女たち…。いつかどこかで耳にした、そこはかとなく不安で妙な話。実際に著者が体験、伝聞した実話をもとに、百物語形式で描く書き下ろし現代怪談。
百物語となってますが、普通のホラーではありません。
どこか奇妙だったり、不安を感じさせる人間のお話。
私は田舎育ちで、子供の頃はよく裏の林(笑)や裏山にあるお稲荷さんに遊びに行ってたものです。
木々を下から見上げたときに見えるチラチラと眩しい陽光、そしてまっすぐ前に見たときに見える鬱蒼と茂る木々が作り出す静かな暗がり。
そのギャップに畏怖を感じ、そして目の前の暗がりの中から、『なにか怖いもの』が現れるのではないかとゾッとしてたものです。
当時の私が感じた『なにか怖いもの』は人ならざるもの。
が、今は人間を連想します。
その人が不自然に手を後ろに回していたり、奇妙に焦点の合わない目をしていたり、妙に親しげだったりしたらきっと怖い。
夜に仕事することが多くなり、闇が以前ほど怖くなくなりました。
深夜に出歩くのも平気ですが、でも深夜三時過ぎに他人とすれ違うのはちょっと怖い。
すれ違いざまいきなり意味もなく怒鳴りつけられたり、バックをひったくられたり、ナイフを突き付けられたりしたら……というリアルな恐怖は、足のない幽霊をただ目撃するよりもずっと怖い。
これは、そんなたぐいのリアルな百物語。
1行も無駄なくみっしり書かれてあって、たいそう読み応えもあります。
ぞわぞわっと楽しめました。好き好き
ず~っと自業自得の修羅場続きで、やっと一息ついたところ。
申し訳ありません! と全方向に頭を下げたい気分ですよ。とほほ……
ミスミソウ 3 (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)
2009年6月19日 読書廃校が決まっている田舎の中学に転校した春花。最後の卒業生となるクラスで春花を待っていたのは、鬱屈した環境の中、静かに狂い始めたクラスメイトによる凄惨なイジメだった――。
押切蓮介初の本格ホラー!!
雪の降るこの町で、私の家族は焼き殺された。
最終巻。
ここ最近で一番続きが気になる漫画でした。
悪意の連鎖が取り返しのつかない事態を引き起こし、そしてまたそれぞれの悪意の裏には幼いながらも切実な思いがあったりなかったり……。
一巻の終わりが“ああ”で、二巻の終わりが“こう”だったので、最後はやっぱりそうなるんだろうなと予想はしてたし、それ以外に終着点はないと分かってたんですが……。
しょーちゃんの澄んだ瞳が悲しいとしょんぼりしつつ、作者のあとがきを読んで納得。
表現する手段は千差万別。
本当に面白かったです。拍手。
……ですが。残酷だったりかなりえぐかったりするシーンが沢山あるので、その手の表現が苦手な方にはおすすめできません。
梨木 香歩 朝日新聞出版 2009/05
つじつまの合わない場面転換、奇妙なキャラクター達。
法則を見つけようと努力せず、そういうものなんだとシーンごとの流れを楽しもうとしていたら……。
途中でガツンと涙腺をやられました。
初読は意味不明に思えても、二回目に読むとするりとシーンごとの意味が流れ込んできます。
とてもシンプルなお話だと感じます。好き好き
歯痛に悩む植物園の園丁がある日、巣穴に落ちると、そこは異界だった。前世は犬だった歯科医の家内、ナマズ神主、愛嬌のあるカエル小僧、漢籍を教える儒者、そしてアイルランドの治水神と大気都比売神……。人と動物が楽しく語りあい、植物が繁茂し、過去と現在が入り交じった世界で、私はゆっくり記憶を掘り起こしてゆく。
怪しくものびやかな21世紀の異界譚。
つじつまの合わない場面転換、奇妙なキャラクター達。
法則を見つけようと努力せず、そういうものなんだとシーンごとの流れを楽しもうとしていたら……。
途中でガツンと涙腺をやられました。
初読は意味不明に思えても、二回目に読むとするりとシーンごとの意味が流れ込んできます。
とてもシンプルなお話だと感じます。好き好き
CMで見て、二分後にはネットでポチってました。
で、到着した後に電池が必要なことに気づいて慌ててコンビニに……。
完全なる衝動買い。
ですが、私みたいな人間にはかなり使えるアイテム。
500ページ超え文庫本程度の大きさなので、持ち歩きに便利。
起動に時間がかからないので、なにか思いついたときにすぐに記録できる。
とっても使えるアイテムで満足。
で、到着した後に電池が必要なことに気づいて慌ててコンビニに……。
完全なる衝動買い。
ですが、私みたいな人間にはかなり使えるアイテム。
500ページ超え文庫本程度の大きさなので、持ち歩きに便利。
起動に時間がかからないので、なにか思いついたときにすぐに記録できる。
とっても使えるアイテムで満足。
続 まこという名の不思議顔の猫 (マーブルブックス)
2009年5月30日 読書10万部を突破した大好評『まこという名の不思議顔の猫』の続編。
食って寝て、恋してケンカして、変顔して...
まこの和み生活、ますます愉快に進行中。
その後のまこたちがここにいます。
誰もが笑える不思議顔、無口で無愛想、だけど出迎えと見送りは欠かさない律義猫、まこ。極端な恐がりで、家庭内野良状態のへたれな妹分、しおん。そんなふたりの静かな生活に、新参者登場!パワフルな子猫にペースを乱されまくるまこだが…。
なんとも味のある顔。
眺めていると、じんわり穏やかな気持ちになります。
修羅場中に随分と和ませてもらいました。
好き好き
朱川 湊人 角川グループパブリッシング (2009/2/25)
シリーズ二作目。
スタートダッシュ前の力を溜めているような印象の一冊。
さすがに昭和30年代には生きてませんが、それでも懐かしさを感じるのは、年老いた妹が懐かしく少女時代を思い出すような語り口が混ざっているからでしょうか。
シリーズ一作目から、美しくも儚い姉の鈴音が若くして亡くなることが明かされていて、シリーズが進むごとに『その時』が近づいてくる不安感が増してきます。
そして、だからこそ、続きが待ち遠しい。
短編の表紙に描かれている手を繋いだ姉妹の後ろ姿がなんともいえない感じ。
面白かったです。好き好き。
一ヶ月以上ぶりの日記。
ずっと修羅場ってました。ってか、まだ途中ですが……。
迷惑かけることが多くて反省点ばかりが増えていく。
もっと学習しなくてはと思う今日この頃。
とほほな気分です。。。。
人や物の「記憶」を読み取れるという不思議な力をもった姉の鈴音と、お転婆で姉想いの妹ワッコ。固い絆で結ばれた二人の前に現れた謎の女は、鈴音と同じ力を悪用して他人の過去を暴き立てていた。女の名は御堂吹雪―その冷たい怒りと憎しみに満ちたまなざしが鈴音に向けられて…。今は遠い昭和30年代を舞台に、人の優しさと生きる哀しみをノスタルジックに描く、昭和事件簿「わくらば」シリーズ第2弾。
シリーズ二作目。
スタートダッシュ前の力を溜めているような印象の一冊。
さすがに昭和30年代には生きてませんが、それでも懐かしさを感じるのは、年老いた妹が懐かしく少女時代を思い出すような語り口が混ざっているからでしょうか。
シリーズ一作目から、美しくも儚い姉の鈴音が若くして亡くなることが明かされていて、シリーズが進むごとに『その時』が近づいてくる不安感が増してきます。
そして、だからこそ、続きが待ち遠しい。
短編の表紙に描かれている手を繋いだ姉妹の後ろ姿がなんともいえない感じ。
面白かったです。好き好き。
一ヶ月以上ぶりの日記。
ずっと修羅場ってました。ってか、まだ途中ですが……。
迷惑かけることが多くて反省点ばかりが増えていく。
もっと学習しなくてはと思う今日この頃。
とほほな気分です。。。。
若竹 七海 (2008/12/3)
あら、爽やか~。
葉村シリーズなどのちょっとだけ苦い読後感を覚悟して読み始めたので、ちょっときょとんと。
ブハッと笑えるシーンもあって楽しめました。好き好き
待望の葉崎市シリーズ、最新刊 !
はじまりは、落ちてきた一匹の蛇だった―。なんか最近、アタシら死体に縁がねーか? 凸凹女子高生トリオが、海辺の町・葉崎を駆け抜ける! ドタバタ×学園×青春ミステリー。
あら、爽やか~。
葉村シリーズなどのちょっとだけ苦い読後感を覚悟して読み始めたので、ちょっときょとんと。
ブハッと笑えるシーンもあって楽しめました。好き好き
大正浪漫硝子 廣田硝子
2009年3月20日 日常
NHKの『美の壺』でチラッと見掛けて、この乳白色の模様にぎゅっと心をつかまれました。
散歩中に立ち寄った陶器屋で偶然見つけて市松模様のグラスを購入。
これで、よく冷えた日本酒をきゅっと飲んでます。
ネットで探して買うのは簡単なんだけど、欲しい物を心に留めていつか出会う日をのんびり待つのもオツなもの。
散歩中に立ち寄った陶器屋で偶然見つけて市松模様のグラスを購入。
これで、よく冷えた日本酒をきゅっと飲んでます。
ネットで探して買うのは簡単なんだけど、欲しい物を心に留めていつか出会う日をのんびり待つのもオツなもの。
ぎゅっとずっと抱きしめて
2009年3月17日 お仕事 コメント (1)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
2009年3月14日 読書
米澤 穂信 東京創元社 (2009/3/5)
小市民シリーズ三作目。
私は典型的な小市民思考の人間なので、「うわっ、ちょ……、ひど……むごい」と主人公ふたりの行動に翻弄される小市民キャラ側に感情移入しながら読んでしまいました。
……いやもう、最後のほうは怖いもの見たさでページをめくる手がとまらなかったです。
満足でした~。好き好き
ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事件かという違いはあるけれど…ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。小鳩君と小佐内さんの再会はいつ―。
小市民シリーズ三作目。
私は典型的な小市民思考の人間なので、「うわっ、ちょ……、ひど……むごい」と主人公ふたりの行動に翻弄される小市民キャラ側に感情移入しながら読んでしまいました。
……いやもう、最後のほうは怖いもの見たさでページをめくる手がとまらなかったです。
満足でした~。好き好き
3月17日、幻冬舎ルチル文庫さまより発売予定。
『ぎゅっとずっと抱きしめて』
今までとはちょっと違うタイプの話……かも?
と、ちょっとビクビクしながら書き進めていたのですが、担当さん曰く『可愛いお話』になってるそうです。
――――ほっ。
イラストは、小鳩めばる先生。
以前から、魅力的な表情を描かれる漫画家さんだぁと好ましく感じていたので、とっても嬉しいです。
『ぎゅっとずっと抱きしめて』
ウリをしていた玲は、ある日、生真面目な客・孝一と出会う。好きな子と上手くいくように協力する玲だったが、次第に二人は…。
今までとはちょっと違うタイプの話……かも?
と、ちょっとビクビクしながら書き進めていたのですが、担当さん曰く『可愛いお話』になってるそうです。
――――ほっ。
イラストは、小鳩めばる先生。
以前から、魅力的な表情を描かれる漫画家さんだぁと好ましく感じていたので、とっても嬉しいです。
恋の予感は甘く香る (角川ルビー文庫)
2009年2月28日 お仕事ルビー文庫様より、3月1日発売予定。
『恋の予感は甘く香る』
美人だけどおっとりな喫茶店マスター・香留の店に、ふらりとやってきた有名小説家・安堂聖志。
彼はぼんやりさんな香留が気になって毎日店に通うが、香留が今は亡き元マスターへの恋に囚われているいることを知り…。(ネット書店のあらすじより)
イラストはまた明神翼先生にお願いできました。
自分ではけっこうコミカル方向に仕上げたつもりだったんですが、担当さんによるとそうでもないらしいです。
……あ、あれ~?
もっともっと修業しま~す。
『恋の予感は甘く香る』
美人だけどおっとりな喫茶店マスター・香留の店に、ふらりとやってきた有名小説家・安堂聖志。
彼はぼんやりさんな香留が気になって毎日店に通うが、香留が今は亡き元マスターへの恋に囚われているいることを知り…。(ネット書店のあらすじより)
イラストはまた明神翼先生にお願いできました。
自分ではけっこうコミカル方向に仕上げたつもりだったんですが、担当さんによるとそうでもないらしいです。
……あ、あれ~?
もっともっと修業しま~す。
period (1) (Ikki comix)
2009年2月13日 読書
吉野朔実 小学館 (2004/5/28)
現在、3巻まで発売中。
最近、ACやハラスメント系のことをアレコレ考えていたので、内容がひどく胸に刺さります。
この話の終着点、ピリオドがどんな形で打たれるのか……。
のんびりとした刊行ペースにめげずにじっくり待つつもり。
親からの暴力に耐え続けた幼い兄弟、ハルとヨキ。だが、父は入院を境に別人のようになり、今度は借金苦にあえぐ叔父夫婦が鏡島家にやってきて…。平穏を求める少年たちの戦いに“ピリオド”は訪れるのか…!?
現在、3巻まで発売中。
最近、ACやハラスメント系のことをアレコレ考えていたので、内容がひどく胸に刺さります。
この話の終着点、ピリオドがどんな形で打たれるのか……。
のんびりとした刊行ペースにめげずにじっくり待つつもり。
みうらじゅん・いとうせいこうのTV見仏記 1 [DVD]
2009年2月7日 映画お互いを“仏友(ブツユウ)”と認める、みうらじゅんといとうせいこうが全国津々浦々の仏像を訪ね、イラストとエッセーで紹介した「見仏記」がDVDで登場。2001年5月にスカイパーフェクTVで放映された番組を再編集したオリジナル編集版。
オカルトやホラーが大好き。
でもあまり続けて読んでいると、思考の方向がちょっとヤバめになるので、そういうときはこれをみて方向を修正しています。
なまぬる~くにやりと笑える感じが好きです。
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
2009年2月4日 読書 コメント (2)
泡坂妻夫 東京創元社 (1994/08)
私の連作短編好きはこの亜愛一郎シリーズが出発点だったような気がします。
ご冥福をお祈りいたします。
雲や虫など奇妙な写真を専門に撮影する青年カメラマン亜愛一郎は、長身で端麗な顔立ちにもかかわらず、運動神経はまるでなく、グズでドジなブラウン神父型のキャラクターである。ところがいったん事件に遭遇すると、独特の論理を展開して並外れた推理力を発揮する。作家・泡坂妻夫のデビュー作「DL2号機事件」など全8話を収録した。
私の連作短編好きはこの亜愛一郎シリーズが出発点だったような気がします。
ご冥福をお祈りいたします。