夢違

2011年11月26日 読書
恩田陸 角川書店(角川グループパブリッシング)  発売:2011/11/12  1,890円
夢を映像として記録し、デジタル化した「夢札」。夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章は、亡くなったはずの女の影に悩まされていた。予知夢を見る女、結衣子。俺は幽霊を視ているのだろうか?そんな折、浩章のもとに奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。狂乱に陥った子供たちの「夢札」を視た浩章は、そこにある符合を見出す。悪夢を変えることはできるのか。夢の源を追い、奈良・吉野に向かった浩章を待っていたものは―。人は何処まで“視る”ことができるのか?物語の地平を変える、恩田陸の新境地。

恩田陸の新境地? え~、すごくらしい作品だと思ったけど。
読んでいる最中、不気味な感覚が何度かぞわぞわっと……。
修羅場中なんで、夜寝る前に一章ずつじりじり読み進めてたんですが、微妙に夢見がよくなかったです。(笑)
そんでもって、ラストシーンもとっても恩田陸らしかったのではないかと。
面白かった。すきすき

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