告白

2008年11月27日 読書
湊 かなえ  単行本 双葉社 発売:2008/08/05 1,470円
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。

愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。第29回小説推理新人賞受賞。

寝る前に少しずつ読もうと思っていたのに、あっという間に読み終わってしまいました。
アイデア勝負でネタバレ厳禁なお話。
さらり……というか、つるつると読まされて面白かったです。
けど、読後感はとってもとってもとっても悪いかも……。
たぶん再読はしないと思います。

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