ヴィラ・マグノリアの殺人
2007年5月8日 読書海に臨むヴィラ・マグノリア。その空き家になった一棟で、死体が発見された。ヴィラの住人は一癖ある人ばかりで、担当刑事達は聞き込み一つにてんてこ舞い。捜査に手間取るうちに、ヴィラの住人が殺される第二の事件が発生!二つの事件のつながりはどこに?住人達の素顔も次第に明らかになって――。
粒よりユーモアをちりばめたコージー・ミステリーの快作!ISBN:4334733735 文庫 若竹 七海 光文社 2002/09/10 ¥680
なんだか懐かしくなって、葉崎市(ねつ造された市です)のシリーズを読み返し中。
結末がわかってるんでのんびりと寝る前に一章ずつ。
若竹七海のつくるキャラクターには、けっこうリアルな毒が含まれてるように思います。
それも身近な人や自分自身が、少量ながらも持っている毒。
「個性と言い切ってしまえばそれまでだけどねぇ……」と苦笑するような……。
それで余計に面白いと感じるのかも……。
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